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令和6年度 目指す学校像

「笑顔と絆で たくましく生きる力を育てる 北谷小学校」

 

  <TOPIX>           (5月9日 18:50更新)  

令和6年度 北谷小春季運動会

(5月9日 全校選抜リレー練習の様子)

  下記の通り、令和6年度春季運動会を開催いたします。今年度は、団体種目を新たに加えて、子供たちの「たくましく生きる力」のうち、「やりぬく力」「つながる力」を高めたいと考えます。子供たちは本番目指して、がんばっています。運動会の準備や体調管理など、保護者の皆様のご配意をお願いいたします。

1 日時 令和6年5月18日(土) 開会式 8:40~ 競技開始 9:00~ 閉会式 11:40

  下校 1~4年生 12:20 5,6年生 12:30 

 ☆ 予備日 令和6年5月21日(火)振替休業日 令和6年5月20日(月)

2 主な種目

 ① 徒競走(全学年) ② 表現(低・中・高) ③ 団体種目(低・中・高) ④ 全校選抜リレー

 

 〒342-0036 埼玉県吉川市高富857  ☏048-982-5158 FAX048-984-5273

  

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学校ブログ

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4年生埼玉県学力・学習状況調査を行いました

 毎年、児童の学習の成果と課題を明らかにして、指導の改善に生かすたために埼玉県の学力・学習状況調査(以下県学調という)を実施しています。本校は今年度、国語科の学力向上を学校課題としているので、確かな指標として大変価値のある調査となっています。

 今年度から、ペーパーと鉛筆ではなく、クロームブックでの実施になりました。また、昨年度まで4・5・6年同時に実施していましたがサーバーの負担軽減のため、4,5,6年を三日間に分けて実施します。本日は、4年生がはじめてクロームブック上でペーパーフリーのテストに取り組みました。

 クロームブックを充電して、万全の態勢で臨んだ4年生。粘り強く、テストに取り組みました。

 ただ、文字キーボードが表示されないなどのトラブルも数こそ少ないもののあったようです。今年度初めての取り組みとなりますので、トラブルはついて回ることは予想されます。しかし、子供たちはがんばって取り組んでいるので、その実力が正確に反映されるよう指導には細心の注意を払います。

 ここで得られた結果を、国語科の授業研究や指導法改善にしっかり生かしていきたいと思います。明日は5年生、あさっては6年生が挑戦します。クロームブックのご家庭での充電など、ご協力をお願いします。

ゴールデンウィーク明け 運動会練習が本格化します

 ゴールデンウィークも終わり、北谷小は5月18日(土)の春季運動会目指して本格始動に入ります。体育館での高学年練習の様子をお届けします。

 ソーランの練習で、舞台の上で一生懸命模範演技をみせる先生たち。子供たちもそれを見習って、動きを覚えていきます。あとは、心を一つにして、どれほど完成度を高められるかです!5,6年生なら、立派にやり遂げてくれるでしょう。

 力を合わせて一つのことをやり遂げる。そのとき得られる達成感は、子供たちの成長にとってかけがえのない大切な「経験」になります。ただ、表現の練習に参加しているだけなら「体験」ですが、そのことを振り返り、何が大切かを話し合い、次に生かしていけばそれが「経験」になります。その経験が、子供たちを育てていきます。

 ゴールデンウィーク明けで、まだリズムが整わない子もいるでしょう。ストレスを解消しようと、遅い時間までゲームにかじりつく子がいるかもしれません。気持ちはよくわかります。

 でも、1年に一度だけの、子供たちの成長に資する大きな行事です。まだその意味が分からず、「あー、練習やだなー。」という子もたくさんいるでしょう(笑)。学校では、子供たちに運動会の意義と大切さについて伝えていきます。ご家庭でも、子供たちへの励ましのお言葉と、体調管理へのご配意をお願いいたします。

離任式 思い出が育てる優しい心

 本日、離任式を行いました。今年、北谷小を去られた先生方がお見えになり、子供たちからは心を込めて書いたお手紙や、感謝の花束をお渡ししました。

 しっかりした言葉で手紙を読み上げた代表児童たち。受け取った先生方の目にも光るものがみえました。

その後全校で歌った「離任式の歌」。体育館に美しく響きました。

 子供たちがつくったアーチをくぐって退場する先生方。会場から、大きな拍手が送られました。

 子供たちも涙、先生方にも涙。心と心が通い合う胸に迫る行事になりました。

 先生方、ありがとうございました。また、先生方に心を込めてお礼をいえた北谷小の子供たち。みんな、とても立派でした。

  出会いがあれば、別れがあります。でも、その一つ一つが子供たちの胸にかけがえのない大切なものを残し、豊かな心が育っていくのだと思います。

 心温まる、すてきな行事になりました。子供たちが示した優しい心。今後も伸ばしていきたいと思います。

 

連休の谷間 運動会練習が始まりました

 うちの前の公園は、つつじの花が満開です。ゴールデンウィークも前半が終了し、今日から谷間の三日間です。

 北谷小では、早速運動会の練習が始まっています。今日は、5,6年生が運動場で徒競走や団体競技の練習に取り組んでいました。先生方の指示のもと、きびきびと動いていました。

 運動会練習は、特に熱中症やけがに気を付けて進めていきたいと思います。ただ、小さなけがなら、子供たちにとっての「経験」の一つになります。

 日本の小学校は、運動場に石ひとつ転がっていないように整備します。しかし、イギリス等ヨーロッパの学校では、敢えて石をそのままにしておくそうです。そうすることによって、子供たちの「危険回避能力」が育つからです。石につまずいて転ぶと、「そうか、今度から石につまずいて転ばないようにしないと。」その思いや気付きが、のちの大きなトラブルを回避する能力の育成につながります。

 つまずいて転び、そこから立ち上がってゴールを目指すことは「やりぬく力」の向上につながります。必要なのは「体験」を「経験」へと昇華させることです。自分の身に起きたことは「体験」ですが、のちに振り返り、体験から教訓や気付きを得て、自身の望ましい行動の変容につなげていくと、それは「経験」へと変わります。

 運動会練習は大変ですが、子供の将来にとって必要な経験を積めるまたとない機会です。安全上の配慮を欠かさないようにしながら、その経験がプラスになるようにして、運動会を子供を育てる行事にしたいと考えます。

 お子さんの体調管理や、運動会の準備等にご配意くださるようお願いいたします。

 

 

1年生を迎える会を行いました

 昨日は3校時終了後すぐに出張に出たので、更新が1日遅れになり申し訳ございませんでした。25日、「1年生を迎える会」を行いました。

 5年生がつくったアーチを、6年生に手を引かれて入場してきた1年生。何が始まるのか、どきどきです。

 全校で歌う校歌。「1年生の皆さん、私たちが歌うので、聞いて覚えてくださいね。」

 各学年の出し物は、「1年生に北谷小の楽しいところを教えてあげよう」「校舎の中を案内してあげよう」「勉強のことを教えてあげよう」「北谷小の先生方のことを教えてあげよう」という気持ちにあふれた、元気で楽しい発表ばかりでした。感心したのは、ほとんどの子が自分のセリフをしっかり暗記してきたこと。十分練習したことがうかがえました。1年生もクイズに正解すると歓声を上げるなど、大いに盛り上がりました!(全部掲載できずごめんなさい)

 じゃんけんゲームも、大いに盛り上がりました。さあ、教頭先生に勝てたかな?!

 2年生からは、アサガオの種がプレゼントされました。「大事に育ててください。」「ありがとうございました。」

 1年生からのお礼の言葉と歌のお返し。とっても元気に発表できました。上級生によくしてもらったことへのお礼の気持ちを伝えることができました。

 コロナが5類に移行して1年。教育活動に関する制限はほとんどなくなり、体育館での行事もこのように盛大に行うことができました。2~6年生の子供たちは、「1年生を喜ばせてあげよう」という意欲をもって、出し物を精いっぱいがんばりました。大いに楽しんだ1年生は、お礼の言葉を精いっぱい発表し、その気持ちに応えました。明るく、楽しく、大いに盛り上がった楽しい行事になりました。

 「行事は人を育てる」。それぞれの行事を通して、子供たちのよさを伸ばしていきたいと思います。

 いよいよ大型連休に入ります。感染症や事故に気を付けて、子供たちに豊かな体験を積ませていただければ幸いです。楽しい大型練習をお過ごしください。

 

歯科検診 静かに待てるのも「おちつく力」

 一日中雨が降ったりやんだりの空模様になりました。気圧の低さは自律神経の不調を引き起こしやすいとれています。また、人は雨が降ると体内物質ヒスタミンが分泌されます。この物質は本来、体を修復するためのものです。雨が降ると、「古傷が痛む」のはそれが原因です。同時にアレルギー反応が強くなったりします。日照がないので、幸福ホルモンのセロトニンも分泌されません。旧石器時代より、人は雨が降ると狩りなど狩猟ができず、住処で傷を癒していた名残ともいわれています。

 加えて現代の子供たちは、休み時間思いっきり外で遊ぶことができず、発散できません。小さなトラブルも起こりがちなので、私たちは雨が降ると警戒モードに入ります。雨は命をはぐくむ空からの贈り物ですが、いやはや、油断のならぬものでもあります。

 前置きが長くなりました。そんな雨の日ですが、歯科検診の真っ最中です。今日は1年生の番です。ご承知の通り、歯科検診でのやりとりは歯科医の先生の読み上げを記録するものなので、廊下で待っている子が騒がしくすると大変です。でも、北谷小の1年生は、ご覧の通り。静かに、姿勢よく待つことができました。

 教室に戻るときも、整列して静かに移動できました。

 北谷小で育てる「たくましく生きる力」のうち一つが「おちつく力」です。自分を落ち着かせ、時と場に応じた態度がとれることを目指します。1年生はそれを立派に実践することができました。

 こうした姿勢を評価し、フィードバックすることが、行動を強化することにつながります。適時的に子供たちの姿勢を評価していきたいと思います。ご家庭でも、子供たちが時と場に応じた姿勢がとれたら、「周りをよくみて、よく行動できたね。」とお声がけをお願いします。そうした積み重ねが、子供たちのたくましく生きる力をはぐくんでいきます。

 

 

春うらら 授業風景あれこれ

 今日は暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候になりました。その中で、各学年・学級での活動が進んでいます。

 1年生が50m走の記録測定に取り組みました。これから運動会や新体力テストで、走力の記録が必要となる場面がたくさん出てきます。ゴールに向かって、がんばれ!

 帰りの会で、「今日のMVP」を発表する2年生。感心したのは、座って話を聴く姿勢が1年生の頃よりずっとよくなっていることです。学年が上がって、成長していますね。

 同じ頃、5年生は体育館で5月2日に予定する離任式の練習に取り組んでいました。北谷小を去られた先生方と再会できる機会を、子供たちも楽しみにしています。練習にも熱が入っていました。

 3年生は、生活科にかわって新しい教科 理科と社会が始まります。理科では校庭で春の動植物を、社会では屋上に上がって学校からみえる東西南北の土地の使い方を観察します。校庭で植物を観察する子と話していたら、姿は見えないのに「校長先生ー!」呼びかけられてびっくりしました(笑)。

 あわただしくスタートした1学期も3週目。体も心も慣れて、各学年とも順調に軌道に乗っています。ただ、疲れがたまりやすい時期でもあります。ご家庭では早めの就寝や、リズムの整った生活にご配意ください。

全校朝会 「たくましく生きる力」とは

 いよいよ、来週からゴールデンウィーク。今週一週間がんばれば、連休です。

 朝、全校朝会では、「たくましく生きる力」の話をしました。子供たちに見せた絵は、50年前に描かれた「50年後の未来予想図」です。空飛ぶ車、超高層ビルと空中を走る高速道路、火星からのライブ映像を流すモニター等が描かれていました。

「実現しそうなもの、すでに実現しているもの、そしてまだまだ実現しないものがありますね。では、今から50年度の未来はどうなっているでしょう。AIって、わかるかな。人工知能が人の頭脳を追い越して、今ある仕事の半分はAIが行うようになる時代がくるといわれています。国と国の境目も今よりずっと低くなり、多くの外国の方と暮らすことになるでしょう。そうした時代に必要なのは、テストで測れる学力だけでなく、テストで測れない力だといわれています。それが「たくましく生きる力」です。」

 「北谷小ではこの『たくましく生きる力』を、次の三つの力とします。①やりぬく力、②おちつく力、そして③つながる力です。やりぬく力があれば、苦手なことや新しいことにも挑戦できます。おちつく力があれば、いらいらした時も気持ちを抑えて心を安定させることができます。つながる力があれば、友達が増えて、難しい課題があっても仲間と協力して解決することができます。この三つの力があれば、変化の激しい社会でも、豊かに、楽しく生活することができます。

 そして「たくましく生きる力」は、人に言われて身に付けるものではなく、学習や体験を振り返り、大切なことに気付いたときに伸びるものです。北谷小では今年、この「たくましく生きる力」を全校で伸ばしていきます。一緒にがんばりましょう。」

 数値で測れるテストの学力、認知能力は非認知能力の向上と明確な相関性があります。そして非認知能力は対自的な力である「意欲・向上心」「自制心」と対他的な力「コミュニケーション力」に大別できます。本校ではこれを「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」の三つとして、全校で伸ばしていきたいと考えます。

 学級の雰囲気が明るく、発言が活発だと、学力も伸びます。昔から、日本の学校では「学級経営こそ、学力向上の基盤」と捉えられてきました。それが非認知能力育成の重要性として、科学的な裏付けのものと世界で認証されてきたと考えます。

 子供たちに問いかけた50年後の未来。その流れを止めることはできません。そのため、そうした世界が到来することを前提に子供たちの力を伸ばしていく必要があると思います。

 それにしても、冒頭子供たちに見せた絵。「ああ、子供のころはこんな未来がくるっていわれていたなあ」と懐かしく思いました。光陰矢の如し。50年も、あっという間ということですね(笑)。

 

1~3年 学級懇談会ありがとうございました

 今日も風が吹き荒れる天候となりました。そんな中、1~3年生の学級懇談会を行いました。足をお運びいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 全体放送で、北谷小で育てたい子供たちの「たくましく生きる力」についてお話ししました。その後、担任から今年度1年間の方針等についてお話ししました。 

 年度初め、保護者の皆様に1年間の方針をお伝えすることで、ともにお子さんを育てていく体制を築いてまいります。ご来校くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

全国学力学習状況調査を行いました

 昨日よりだいぶ気温が低くなりましたが、過ごしやすく、本来の春のような気候とも思います。

そんな中、6年生が全国学力学習状況調査を実施しました。国語・算数の二教科です。いずれも内容が非常に多く、時間ぎりぎりまでめいっぱいやらなければいけません。担任の話によれば、みんな相当へたっていたとか。6年生、お疲れさまでした。

 全国学テは学習指導の改善に資するもので、明確になった学力に関する課題を改善するための資料にすることが本来のあり方です。しかし、都道府県によって過去問題を繰り返して練習させるなど、行き過ぎた事前対策等が問題視されています。OECD学力調査についても同様です。経済協力開発機構(OECD)が行う国際的な学習到達度調査PISAは、本来「その国の経済状況や国の福祉体制の状況がよいかどうかを判定するバロメーターの一つ」なのです。すなわち、学力の低下傾向がみられる国は、教育制度や社会福祉制度に問題がある可能性があるため、その課題を明らかにして、改善に資するエビデンスにすることが本来の役割です。

 ところが、日本のテレビや新聞といったオールドメディアは、国際学力調査の順位が下がるとその都度大騒ぎして国民の不安をあおり、結果として学習内容が増え、教科書が分厚くなっていくということが繰り返されてきました。

 全国学テもOECD学力調査も、「学力オリンピック」ではないのです。ところがこれまで日本は、数値化できる学力=ペーパーテストの点数にこだわりすぎるきらいがあったように思います。

 しかし、現在のように変化の激しい社会にあっては、数値化できない学力=非認知能力が重要であることは世界の共通認識となっています。テストの成績は重要ですが、それは志望校や希望する会社に入るときに必要なもの。入学や入社後は、むしろテストで測れない「創造力」や「コミュニケーション力」などの力が必要であることは、社会で働く方の多くが知るところではないでしょうか。

 全国学テの結果を学習指導の改善に生かすことは大切です。しかし、テストの点数など「数値で測れる学力」は、子供たちの「生きる力」のほんの一部にすぎません。結果にとらわれることなく、本人の努力や取り組みへの姿勢など過程を評価して、変化を見逃さず認めることが大切です。

 北谷小では今年度、そうした「数値では測れない力」=非認知能力の向上を大切にしていきます。その力を高めることで、学力も向上するという相関性が明らかになっています。保護者の皆様のお力添えをいただいて、子供たちの「たくましく生きる力」を育てていきたいと思っております。